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タイの社会・文化をタイ字新聞やタイ語の記事を通して理解しおうとするブログです。日本語で伝えるタイの情報にはどうしてもバイアスがかかってしまう。タイの新聞にはタイの新聞の「味」があります。おもしろおかしく紹介する風潮とは一線を画してタイ語の記事のおもしろさを伝えられればと思っています。

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タイ映画「アイ・ファーイ・サンキュー、ラブ・ユー」を観て



タイ映画「アイ・ファーイ・サンキュー、ラブ・ユー」を観て

この映画を年末にサラブリーのロビンソンの映画館で観ましたが、おもしろかったです。12月10日に全国で一般公開されると、初日に2,100万バーツを越え、タイ映画で歴代2位の記録を樹立したそうです。
確かに、上映されて2週間たつのに、映画館はタイ人の青年男女で一杯でした。

一見すると粗雑で荒々しい性格をもった男が、たまたま務めている日系企業のグローバル展開の時勢の中で、アメリカ転勤の夢を見て英語を習い始める。(日系企業によるタイ子会社からアメリカ子会社への技術者派遣という流れが時代を象徴していますね。)
最初はドタバタでコメディータッチで、日本人にとっては、音響効果でよりおもしろがらせているのが鼻につくのですが、観ているうちに、それもだんだん気にならなくなる。

粗雑で荒々しい男がだんだん魅力的に映ってくるんですね。竹で割ったような性格で、自分で体験したことは、すべて学んでいて身につけるというような、タイ人の職人的な性格のブレないところの魅力が観客にじんわりと効いてくるんです。

そういう意味では、(監督が意図する)理想のタイの男性をうまく演じていて、それが観客に十分に伝わった映画だと思います。

映画のラストも感動的でした。すべて(のいいもの)は、最初から自分や自分の周りが持っていて、それに気づけば、ことさらそれ以上求める必要はないというような仏教的な考え方がうまく出ていて、タイ人はこの映画を見て、タイ人であることに自信を持つのではないかと思いました。ぼくも監督による、このタイ人の観客へのメッセージに、タイはここまで来たかと感動しました。

Kodek注:Bangkok Post の記事によれば、ネイティブ的には、 "I fine" は(it should be "I'm fine")とすべきらしい。なぜタイトルが"I fine"であるかは、映画のポスターで男性の主人公が、牛のように鼻輪をつけられている「謎」と関係がある。

Bangkok Postの説明は以下の通り。
If you are wondering about the image, when pronounced with a 'Thai' accent, "I fine" is "Ai fai" and means "you're a buffalo" in trendy Thai jargon.

つまり、タイ語の発音のไอ้ควาย (水牛=頭の悪い間抜け野郎)をかけているようだ。映画では、一見すると、頭の悪い間抜け野郎に見えるが実は「理想のタイ男性」ということで、タイ人はみんな見に行くんですけどね。


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